”股関節のつまり”はスポーツ選手を悩ませる股関節の代表的な不調の一つです。
股関節のつまりは
いわゆる股関節インピンジメントの可能性が高く、股関節の前面に何らかの問題が生じている状態です。
この股関節インピンジメントでは
股関節のはまりが悪い状態であり、痛みや違和感が生じ股関節本来の力を発揮できていない可能性があります。
では
股関節インピンジメントとは一体どのようなものなのでしょうか?
今回は股関節インピンジメントによるつまりの原因とアプローチについてお話していきたいと思います!
この記事の内容
この記事では
股関節インピンジメントに対する基礎的なアプローチ(病態・アプローチ)について解説しています。
股関節に対する知識を深めたいアスレティックトレーナーの方にはオススメの内容となっています。
ぜひ最後までご覧いただきスポーツ現場などでの活動の参考していただければ幸いです!
股関節のつまりとは?
股関節のつまりとはいわゆる股関節インピンジメントを呼ばれ
股関節屈曲において股関節前面に生じるつっかかるような違和感や痛みを訴えることが大部分をしめます。

痛みの原因として
関節包・関節唇・筋などの股関節前面の軟部組織が大腿骨頭と寛骨臼の間で挟み込まれることによって生じることが痛みの原因とされています。
股関節の屈曲では
大腿骨と骨盤による寛骨大腿関節と、腰椎と骨盤を含む股関節複合体が連動することによりスムーズに屈曲することができます。

しかし
この股関節の屈曲においてどこかの部分の動きが制限されることが、股関節インピンジメントが生じる大きな原因であると考えることできます。
股関節インピンジメントの原因
股関節インピンジメントが生じるは主に大きく分けて2つの原因が考えられます。
1.大腿骨頭のマルアライメント
股関節屈曲において大腿骨頭は寛骨臼内で後方に移動することが求められます。

しかし
股関節外旋筋などの柔軟性が低下することにより、大腿骨頭の前方偏位を招きます。
この大腿骨頭前方偏位では、股関節屈曲において大腿骨頭の後方移動を制限し、股関節インピンジメントを発生させる可能性があります。


2.腰椎・骨盤の可動性低下
股関節インピンジメントには腰椎と骨盤の可動性低下も関係しています。
股関節屈曲時に腰椎は屈曲、骨盤は後傾することで寛骨臼が開き、大腿骨頭との衝突を防ぐことができます。

しかし
腰背部の筋の柔軟性低下は腰椎屈曲や骨盤後傾を制限し、寛骨臼と大腿骨頭が衝突するため股関節インピンジメントを招く恐れがあります。
このように股関節インピンジメントでは股関節周囲の動きが制限されている可能性があります。
そのため、この二つを動きを改善するアプローチが股関節インピンジメントを改善するためには必要なポイントになります。
大腿骨頭マルアライメントの改善
大腿骨頭の前方偏位を改善には股関節外旋筋群の柔軟性を改善する必要があります。
股関節外旋筋群でも
梨状筋、内・外閉鎖筋は股関節屈曲・内転・内旋位で伸張され大腿骨頭の動きを制限する可能性があります。
そのため
外旋筋群でもこれらの筋を中心に柔軟性を改善することがポイントになります。
梨状筋ストレッチ
梨状筋は股関節内転位で伸張されるため、股関節内転位で内旋(骨盤後方回旋)をすることによって柔軟性の改善をはかります。
閉鎖筋ストレッチ
閉鎖筋は大腿骨に対して真横に走行するため、股関節内転・外転中間位で内旋することによって柔軟性の改善を図ります。
腰椎・骨盤の可動性改善
腰椎と骨盤の動きが制限された股関節インピンジメントでは、腰椎と骨盤の可動性改善がポイントとなります。
腰背部の筋の柔軟性低下は腰椎屈曲と骨盤の可動性を低下させるため、エクササイズによって可動性を改善していきます。
腰椎・骨盤モビリティエクササイズ
キャット&ドッグ
まとめ
以上、股関節のつまりの原因となる股関節インピンジメントについてお話させていただきました。
股関節のコンディションを整え、つまりや痛みを無くすことはスポーツパフォーマンスにも大きな影響を与える重要なポイントの一つです。
スポーツ現場での股関節に対するアプローチの参考にしていただければ幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!
股関節インピンジメントに対するアプローチ

こちらのマガジンでは股関節インピンジメントに対するアプローチをさらに詳しく解説しています!
こちらの記事ではアスレティックトレーナーに向けに
- 評価
- 可動域改善
- 運動療法
- CKCトレーニング
などを動画を中心に股関節インピンジメントに対するアプローチを解説しています。
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